サマーは、一生懸命にずっとトレーニングを積んできたこと、決してムリしないことを話し、説得しました。けれどシルキーは首を傾げるばかり。「僕たちはもう大人なんだ。だからどんなに遠くても大丈夫!きっと飛べるよ。だけどシルキーはムリしないでね。お留守番しててもイイよ」と、サマーは優しく言いました。
出発の朝、待ち合わせた場所にシルキーは来ませんでした。サマーは静かに翼を広げ、沖縄に向かって、ひとり飛び発ちました。

「サマー待ってぇ」。しばらく飛んでいると、風の音の中にサマーを呼ぶ声が聞こえたのです。振り返りました。間違いなく後ろからシルキーが飛んで来るのが見えます。「シルキー!!」サマーは翼を大きく広げてシルキーを迎えました。「サマー、ごめんね心配させて。やっぱり私たちはふたりでひとつ。一緒に沖縄に飛んで行こう」。シルキーは美しく羽をキラキラ輝かせながら言いました。
ふたたびペアになったふたりは、一気にパワーが全開。あっという間に沖縄に到着。
オールスターゲームでも、高松ファイブアローズの選手達を熱烈に応援しアリーナを盛り上げました。その甲斐あって、アシュビー選手はゲームで22得点を挙げ、ダンクコンテストではスパークス選手が優勝、3ポイントコンテストではオカダが準優勝するという大活躍を果たすサイコーの一日となったのです。「サマー&シルキーが来てくれて、ホントに良かった」丸岡監督、青木コーチも大感激でした!



 

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